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今日のエルゴラを見て目に入ってきた玉乃淳(徳島)の苦悩。ちょっと書いてみる。


「本当はもっとPA付近で勝負していきたかったけど、今の徳島には中盤でゲームをコントロールできる選手がいない。だからどうしても僕が下がってリズムを作る仕事をしなくちゃいけない。」



前節、飛田給で行われた東京V戦後に残したコメントである。



本来は生粋のドリブラー。ロナウジーニョのような独特のリズムの「魅せる」ドリブルもできれば、カウンターへ即座に移行できる高速ドリブルもできる。ドリブルの種類なら豊富。日本人なら彼の右に出る選手はそうそういないかもしれない。本場のフットボールを求めてアトレティコ・マドリードのカンテラの門を叩いたのはまだ15歳のとき。そこでも彼のドリブル技術は群を抜き、アトレッティ(アトレティコの愛称)のサポーターからは「トップへ彼を上げろ!」と言わしめたほどの逸話がある。理由(多分線が細すぎたからだと思うが173のタッパで62kgしかない、ヴェルディとの契約などもあったかもね。詳しい人教えてください。)はわからないがトップへは昇格できず、東京Vへの”復帰”。



東京Vへ復帰してからというもの、そのセンスはアルディレス監督、ロリ監督に重宝された。覚えている彼のJ初ゴール。あれは飛田給での清水戦(2002/10/12)だ。それもジーコの御前試合。左サイドにいた山田卓也(現C大阪)のグラウンダー気味のスルーパス。それを右足のアウトキックでキレイにゴール左隅に流し込んで魅せた。ダイレクト。彼のスペインで得た凄みを見た気がしてならなかった。まだ18歳の現役高校生のときだった。これは日本人ではできないという動きを一瞬でやってのけたあの衝撃ははっきりと思い出す事ができる。



ヤマタクからグラウンダーのクロスが入ってあのプレーを判断するのに2秒もなかったと思う。こいつやっぱすげーよ!!おい、人間力!!いますぐ玉乃呼べ!!と一人で部屋の中叫んでた。ドリブルで言えば、昨年の飛田給での磐田戦、ロスタイムのワシントンの劇的FKを呼び込んだ相手PK失敗からのカウンターからの高速ドリブル。誰も追いつけなかった。



彼が前を向いてボールを持つと必ず何かは起こる。前を向かせてほしい。残念ながら徳島では彰さん(伊藤彰)というJでも五指に入るであろうバイタルエリアでの仕事人との併用がない。彰さんさえいれば。。。。中央での併用か右サイドに配置は変わったかもしれないが仕掛ける彼をもっともっと観れるのに。これがシーズン序盤失敗して大量失点を招いたのを田中監督は恐れているのだろうけど。攻めの姿勢こそ徳島だとも思っているだけに仕方ないのかな。鳴門の観客をもっと惹きこむ事ができるのに。だったら流れを変えるスーパーサブだっていいんだ。



26節の山形戦@鳴門(1-4で敗戦)、19分、同点ゴールのミドル。相手DFレオナルドを背にし、タックルを喰らいながらも倒れないで反転、胸トラップで巧みにボールキープもしている。ボディバランスも身についてきた。一瞬でシュートするスペースを作ってからの左足。キレイだった。スーペルゴラッソだった。



徳島のULTRA「awa soul」が作った玉乃のチャント


「ラララ玉乃 見せてくれ 君の技を
ラララ玉乃 見せてくれ 君のゴール」



原曲 スピッツ「スパイダー」



このチャントに玉乃淳が集約されているように思う。選曲のセンスがどうとか別にして、玉乃ってそういう選手だからだ。彼も長崎にいる佐野裕哉同様、このレベルで終わって欲しくない選手。だからこそ、愛されること(それはもちろん素晴らしいことだが)に満足せずもう一度上を目指してほしい。

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